■主な痔の疾患  


   

■肛門疾患
診察・・・大腸肛門病専門医が問診表を参考にして診察します。
       患者様は診察ベッドに右を下にして横になり診察を受けます。

痔核・・・8割以上の患者様は痔疾用軟膏などの薬物療法で治ります。
       約2割の患者様は、注射療法、ゴム輪結紮療法、手術療法などが必要となります。

裂肛・・・9割以上の患者様は、排便指導や薬物療法で治ります。
       疼痛が強度の方、肛門狭窄の強い方(肛門が狭い方)は手術を行う場合があります。

痔瘻・・・薬で治癒することはなく、放置しておくと、複雑化したり、またがんになる可能性があるため
       手術療法が必要です。

■大腸疾患
大腸には大きく分けて2種類の病気があります。
炎症性の病気(大腸炎など)と腫瘍性の病気(大腸ボリープや大腸がん)です。
いずれの病気でも正確な診断には大腸検査が必要です。


【検査】
大腸内視鏡検査
大腸に内視鏡を挿入して行う検査です。
直接病変を観察でき、また必要であれば組織を採取したりポリープを切除したり できるため、現時点では、最もよい検査方法です。
当院では大腸検査を行う場合の第一選択となります。 

※内視鏡検査
大腸内視鏡検査件数、年間400件以上の実績をもつ当院。大腸癌やその前段階といわれるポリープ、潰瘍性大腸炎やクローン病などの炎症性腸疾患が急速に増えており、内視鏡検査特に大腸内視鏡検査は是非とも受けていただきたい検査です。
大腸は人により長さ、形がさまざまで、その検査も時間がかかり、かなりの苦痛を従う検査と言われています。
当院では苦痛も少なく、短時間で的確な診断、治療を行うよう心掛けています。
                                                  


大腸レントゲン検査
大腸にバリウムと空気を注入して行う検査です。大腸の病変部位を特定する場合等に行います。
【疾患】
・炎症性の病気
約95%の方は通院内服治療で軽快します。急性症状で重篤な方は入院治療が必要な場合もあります。

・腫瘍性の病気
 大腸ポリープ
   小さなポリープで あれば、検査を行ったその場で内視鏡的に切除してしまう場合もあります。
   大きなポリープの場合、1〜2日入院して切除してする場合もあります。
   特別な場合を除き、ポリープは内視鏡的に切除可能です。

 大腸がん
  早期大腸がんの多くは、内視鏡で切除することによって完治します。
   しかし進行がんの場合は内視鏡治療では治りません。
   この場合、大腸がんの手術を専門的に行っている医師会、大学病院に早急に紹介しております。

■自己診断フローチャート
出血があるか?
 →粘液が混じる・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・
大腸がん、大腸炎
 →どす黒い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 大腸がん、大腸憩室、大腸炎
 →鮮血(ぽたぽた落ちる、紙につく)・・・・ 直腸がん、裂肛、痔核

疼痛があるか?
 →排便後・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・裂肛
 →排便時・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
痔核、裂肛
 →常時・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・直腸がん、肛門周囲膿瘍

腫脹があるか?
 →ひまん性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・肛門周囲膿瘍(自潰し排膿することもある)
 →結節性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
外痔核

便通異常があるか?
 →粘液が出る・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・内痔核、大腸がん、大腸炎
 →便秘と下痢を繰り返す・・・・・・・・・・・・・・
大腸がん、過敏性大腸症候群
 →下痢・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大腸がん、大腸炎
 →便秘・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・大腸がん
 →便が細い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・直腸がん、肛門狭窄

※ 自己診断フローチャートは、あくまでも参考であり、必ず専門医の
  診断を受けてください。