■糖尿病は、どんな病気?
【 糖尿病は、血糖が高くなる病気です。】
私たちの体や内臓を動かしたり生命を維持するためには、エネルギー源となる燃料が必要です。クルマを走らせるのに必要なガソリンの役目をするのがブドウ糖で、血液の中に溶け込んでいます。
この血液中のブドウ糖のことを「血糖」 といいます。血糖の量は食事をすると増え、逆に空腹になると減ってきます。
健康な人はいくら食べても血糖は一定の値を超えませんが、糖尿病になるとこの値を超えて高い状態が続きます。
このような状態が続くと、血管がもろく、 ボロボロになってしまいます。さまざまな病気の引き金になるので、合併症に注意し なければなりません。


■なぜ、食事制限が必要なの?
そもそも 血糖値が上がってしまうのは、糖分の利用や処理が追いつかないためです。糖尿病になると、インスリンの分泌や働きが悪くなるため、食事からとったブドウ糖が体内でうまく利用されなくなります。利用されないブドウ糖が血液の中にたまって上がります。 食事 によって体内に入るブドウ糖の量そのものを 調節する食事療法が、糖尿病治療に必要なのです。
 
 
     
食事をきちんと制限しておかないと、他の治療を行ってもなかなか効果は上がりません。
当院管理栄養士が、多くの食事例をあげ、きめ細かにご指導いたします。ご一緒にはじめましょう。
   

■なぜ、運動するの?(目的と効果)
   
運動療法は、 食事療法とともに糖尿病治療の2本柱です。    

でも、自己流に運動すれば良いわけではありません。病気の状態や体の状態を考えて、あなたに適した運動をすることが大切です。主治医に相談して、この指導を受けてください。
当院 のリハビリ ,P.T,O.Tが手とり、足とり、主治医と話し合いながら、じっくりご指導していきます。

■糖尿病の症状チェック
糖尿病は、自覚症状が現れにくい病気です。かなり進行して合併症を引き起こすようになるまで気づかないことが多いのですが、今までに比べて体調が良くないと感じる場合があります。ちょっとした体調不良も見逃さないことが糖尿病の早期発見につながります。

【 こんな症状がありませんか?】
糖尿病の代表的な特徴は「口渇、多飲、過食」です。
●すぐ喉が渇く
 口の中や唇が乾いたり粘ったりする場合もあります。
●トイレが近い
 つまり尿の量が増えるというのは糖尿病で最も発見されやすい症状です。
●食べても食べてもお腹がすく
 甘いものや間食をとりたくなります。 このため糖尿病の初期には肥満になりやすいのです。
●身体がだるい、疲れやすい
 全身がだるく何もしたくない。根気がなくなったなどの症状がみられます。

【 こんな症状があったらすでに糖尿病の疑いがあります。】
 発疹がないのに体がかゆい
 目がかすんで視力が衰える
 手足がしびれたり、けいれんを起こす
 虫歯や歯槽膿漏がよく起こる
● できものができやすい
 性欲が 減退した
 太っていた人が急にやせだした

※以上のような症状があったら、当院専門医に相談してください。